2015年2月25日水曜日

ふんわり わくわく

数日前に春一番が吹いて、暖かい陽ざしがうれしいこの頃です。
40年前は今日、2月25日に吹いたらしく・・・その春一番の日に生まれて以来、おかげさまで太陽を40めぐりし
ました。


孔子のいう「不惑」というヤツなわけですが、どういう意味なのかグーグル先生に聴いてみました。


「四十にして惑わず」
(「論語・為政第二」より)

「あれこれ迷うことがなくなった」という意味。
これは「狭い枠にとらわれることなく、自由に物事を見ることが出来るようになった」というような意味で、単純に「自分の道に疑いなく進む覚悟が出来た」という意味合いとは少し異なります。
「何が起きても動じることなく、それを受け入れる自由さを持ちなさい」という意味です。

なるほど。
昨年9月の雲南市民演劇『Takashi』の公演以来、「このことがどんなよかことの種になるか、わかりませんけんのー」というセリフが大好きなんですが、ちょっとそれと通じる気がします。きっとそう思えたら、何事もふんわりわくわく受け入れられるかも・・・

「ふんわり わくわく」受け入れる、そんな「ふわく」でいきたいものです。

 * * *

さて、つちのと舎の方はというと、のんびりちょこちょこひらいています。
1月20日(火)新月には、『スーパーローカルヒーロー』の上映&ごはん会をしました。


尾道でCDショップを営む信恵さんというおじさんのドキュメンタリーです。東日本大震災の後、避難者の受け入れや東日本の子どもたちの保養に取り組まれていて、少しですが活動へのカンパなどをしていたのもあって、上映をさせてもらいました。

映画の後、ゆたかな持ち寄りごはんの食卓を囲むのも幸せなひとときでした^^

映画『スーパーローカルヒーロー』
 http://superlocalhero.com/


 * * *

また、2月19日(木)新月・旧暦元旦には、『ホピの予言』の上映&ごはん会をひらきました。


「ホピ」とはアメリカ先住民ホピ族のことで「平和」を意味しています。

広島・長崎に投下された原子爆弾は、ホピ族が住まう聖地から掘り出したウランで造られたものでした。そして、ホピ族にはこのことが予言として伝わっていたのでした。

1986年に製作されたこの映画は、時代の流れの中で環境問題や精神世界に関心を持つ方々によって途切れることなく見つづけられています。近ごろ、ホピ族の長老方の伝統的なものの見方を学び、地球の上に生きる者として平和に暮らすための教えがまとめられた「テツカ・イカチ」の日本語版も刊行されました。


うちにも「テツカ・イカチ」が届いたのを機会に、久しぶりに見てみると、感じ方が変わっていたりして、この映画はたびたび見たいものだな、と思いました。また、本と一緒にLand and Lifeさんが制作された東日本大震災を祈念する「大地といのちの祈り〜地球と共に生きる〜」も届いて、こちらは3月11日に会をひらいて見たいと思っています。


月に1回ほどのペースですが、こうした会を続けていきたいと思います。協力してくれる友人や集まってくれる皆さんに感謝です☆


 * * *


そして今チカラを注いでいるのは、雲南市民演劇『Takashi』の下北沢公演です。




雲南市出身で、長崎で戦中戦後を生きた永井隆博士は、原爆で最愛の妻を失い、自らも白血病に犯されながら平和を訴える言葉を書き続け、幼子ふたりを残して亡くなりました。科学者として、医師として、父として、そして神を信じるものとして、隆は後世に何を遺そうとしたのか…博士の生涯を、現代を生きる者たちが辿る物語です。

昨年秋、私も参加している雲南市民演劇が雲南と益田で上演し、1500名の観客を動員して大きな話題を呼びました。
脚本・演出を担当した高校教師・亀尾佳宏さんが日本出者協会の若手演出者コンクール最終審査に進出し、下北沢で公演することになりました。


原子力や戦争、平和と向き合うこの劇を東京の友人たちにも見てもらいたいと思っていたので、このたびのことは、すごくびっくりで、すごく嬉しい!今回は舞台には上がりませんが、広報などの制作スタッフとして参加して、下北沢に帰ります。

東京の友人たちがチケットを求めてくれたり、チラシ配布を手伝ってくれたりするのも本当にうれしくて、こういう形で雲南と下北沢がつながるとは^^


ぜひたくさんの方に観に来てもらいたいとおもいます。
チケットの予約は私に言っていただければOKですので、よろしくお願いします☆

つながるすべてにありがとう
〜 Aloha 'Uhane 〜

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